アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮との協議を担当してきたビーガン特別代表を国務省のナンバー2の副長官に指名すると発表しました。
国務副長官のポストについて現職のサリバン氏が駐ロシア大使に指名されたことに伴い、トランプ大統領は後任として北朝鮮担当のビーガン氏を指名すると発表しました。今後、議会上院が承認すれば就任が決まります。北朝鮮との実務者協議を担当してきたビーガン氏はトランプ大統領やポンペオ国務長官との関係は良好だとして、これまで指名が取り沙汰されてきました。10月初めに行われた協議は物別れに終わり、北朝鮮は飛翔(ひしょう)体の発射を続けていますが、ビーガン氏は副長官に就任した後も北朝鮮との協議を担当するとみられています。
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