中国「米国は冷静さと自制を」 イラン司令官殺害[2020/01/04 13:43]

 イランの革命防衛隊の司令官がアメリカ軍の攻撃で殺害されたことについて、中国政府はアメリカに自制を求めました。

 中国外務省は3日の会見で「関係国、とりわけアメリカには冷静さと自制を保ち、緊張をさらにエスカレートさせないで頂きたい」と述べました。また、アメリカ軍の攻撃がイラクで行われたことを念頭に「イラクの主権は尊重されるべきだ」としました。中国はロシアとともにイランと緊密な関係を築く一方、アメリカとは貿易など様々な面で対立を深めています。アメリカ国防総省は、イラクの首都バグダッドでアメリカ大使館が襲撃された事件に関わったとしてイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したと発表しています。

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