日本酒を「世界のSAKE」に…NYの外食産業に売り込み[2020/01/24 20:16]

 日本酒の国内市場が縮小するなか、アメリカのニューヨークで日本酒を「世界のSAKE」にするための取り組みが行われました。

 集まったのは、日本全国から来た16の蔵元です。レストランの関係者らに日本酒を売り込みました。
 Kuramoto US・下村琢哉副社長:「(マスクは)鼻が日本酒。耳がとっくり。これが我々の正装です」
 日本酒の海外への輸出額は10年前に比べ、約3倍に増えています。蔵元らは海外市場の需要をさらに伸ばすためには、日本食以外の食事で日本酒を飲んでもらう必要があると考えています。
 参加した女性:「産地や生産方法によって、味や風味が大きく変わり、多様性がある」
 参加した男性:「今や日本酒はイタリアやアメリカの料理などともペアリングされている。ニューヨークで日本酒の人気は高まっている」
 主催者によりますと、アメリカ国内では日本酒はワインに比べて2%に満たないマーケットですが、蔵元は逆にそれだけの伸びしろがあると期待を寄せています。

こちらも読まれています