チャーター便も… 米など各国 武漢から退避の動き[2020/01/26 11:56]

 アメリカなど各国では、武漢に住む自国の国民を退避させる動きが相次いでいます。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、アメリカ政府は武漢にいるアメリカの外交官やアメリカ人を退避させるため、26日にもチャーター便を運航させる手続きをしているということです。また、韓国の外務省は武漢に住む韓国人を退避させるチャーター便の準備を進めていると明らかにしました。在中国のロシア大使館は「我々は武漢にいるロシア国民から脱出したいという要望を受けている」として中国当局と協議を進めているということです。フランス政府は武漢にいるフランス人が武漢を離れたいと希望した場合、バスを手配する検討を始めました。企業にも退避の動きが出ています。フランスのプジョーなどを傘下に持つ自動車メーカーのPSAグループは、武漢に住んでいる駐在員と家族をフランスに戻すことを決めました。

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