NYダウ史上最大の急落 新型コロナ懸念強まる[2020/02/28 08:22]

 新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から、27日のニューヨーク株式市場はダウ平均株価の終値が史上最大の下げ幅となる約1190ドルの値下がりとなりました。

 27日のニューヨーク株式市場は、感染拡大への警戒感が強まっていることからダウ平均株価が再び急落しました。終値は1190ドル95セント安となる2万5766ドル64セントとなりました。この下げ幅はおととし2月に記録した1175ドルを超えるもので、一日での下げ幅としては史上最大となります。アメリカでは、カリフォルニア州の知事が新型コロナウイルスに感染した疑いがあるとして中国から帰国した少なくとも8400人を経過観察していると発表しました。これを受けて市場では新型コロナウイルスへの懸念がより一層強まり、売りが加速したとみられます。ダウ平均株価は6営業日連続で値下がりしていて、今週だけで約3200ドルの急落となっています。

こちらも読まれています