中国外務省“新型コロナ米軍持ち込み説”に異論も[2020/03/24 13:21]

 中国外務省の報道官らが主張する「新型コロナウイルスはアメリカ軍が中国に持ち込んだ」との話について、アメリカに駐在する中国大使が「狂った言論だ」と苦言を呈しました。

 中国外務省は、崔天凱駐米大使が17日にアメリカメディアの取材を受けた際の発言内容を公開しました。崔大使は先月、新型ウイルスがアメリカ軍に由来するとの説について「狂った言論で非常に危険だ」と発言していました。今回の取材でも「私の立場は一貫しており、今も同じ考えだ」と改めて明言したうえで、「私が中国政府を代表している」と強調しました。12日の中国外務省・趙立堅報道官による「アメリカ軍が新型ウイルスを武漢に持ち込んだ可能性がある」とのツイートにアメリカ政府の反発が強まっています。

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