NY州で“命の選択”状態 深刻な人工呼吸器不足[2020/04/05 12:20]

 感染者が11万人を超えたアメリカ・ニューヨーク州では人工呼吸器の不足が深刻で、医療現場ではどの患者の治療を優先させるか命の選択が始まっています。

 マウント・サイナイ医科大学麻酔・集中治療部、野本功一准教授:「患者さんが同意するのであれば、集中治療室に連れて来ない選択肢もある。すでにトリアージが始まっている」
 ニューヨークの病院で患者の集中治療にあたる野本医師によりますと、人工呼吸器が足りず、すでに1台を2人の患者で使用し始めているということです。
 マウント・サイナイ医科大学麻酔・集中治療部、野本功一准教授:「助かりそうな者には人工呼吸器を提供し、あすの未来が見えない超重症な患者には呼吸器を早期に外すトリアージですね。どんどん積極的にすることになると思う」
 ニューヨーク州では今後、最大で3万7000個の人工呼吸器が必要になる見通しで、不足が深刻化した場合、今以上に治療を優先する患者を選別せざるを得ない状況が懸念されています。

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