中国で粉ミルクの安全性巡る騒動再び…別物販売か[2020/05/15 10:04]

 中国でまた粉ミルクを巡る事件が起き、騒動になっています。

 中国メディアによりますと、湖南省で乳児5人に湿疹や体重の低下、頭が大きくなるなどの症状が現れました。5人は同じ店で購入した中国メーカーの製品を粉ミルクとして飲んでいたということです。発症後の検査の結果、5人はビタミンDの不足で起きる「くる病」と診断されました。当局は販売店が粉ミルクと称して違う商品を販売していたとして調査をしています。メーカーはすでにこの製品の生産を中止しています。中国では2008年にも有害物質「メラミン」が混入した粉ミルクが販売されて少なくとも6人が死亡、約30万人に健康被害が及び、粉ミルクの安全性が問題視されています。

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