黒人暴行死 国連人権理事会で17日に緊急協議へ[2020/06/16 01:46]

 アメリカで起きた黒人男性の暴行死をきっかけに人種差別への抗議活動が世界で広がるなか、国連の人権理事会も緊急で対策を議論することを決定しました。

 議論はアフリカ諸国が共同で対応策を求めるよう要請したものです。新型コロナウイルスの影響で中断していた国連の人権理事会が15日に再開し、人種差別や警察官の暴力行為について17日に緊急協議を行うことを決めました。アフリカ諸国の代表者はスピーチを行い、「ジョージ・フロイドさんの出来事は残念ながら特異なものではない。アフリカ系の人が人種を理由に警察官から暴力を受ける同じ運命に直面したケースが多数ある」と訴えました。

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