「TikTok」など中国発のアプリ規制論 中国側が懸念[2020/07/29 15:38]

 自民党が「TikTok」など中国発のアプリの制限を検討していることに対し、中国政府は「協力が損なわれることを望まない」として懸念を示しました。

 中国外務省は会見で「中国政府は企業に対し、国際ルールや現地の法律を守るよう一貫して求めている」としたうえで、「外国政府も中国企業の合法的な権益を守る責任がある」と指摘しました。さらに、「我々はウィンウィンの協力が人為的に損なわれることを望んでいない」として自民党内の議論に懸念を示しました。自民党は、動画投稿アプリ「TikTok」など中国発のアプリについて、個人情報が漏れるなどのリスクがあるとして規制に向けて法改正も視野に政府に求める方針です。

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