ベラルーシの内政関与せず 反政権候補と会談[2020/08/25 06:24]

 大統領選挙の結果を巡って混乱するベラルーシ情勢について、アメリカのビーガン国務副長官と選挙に敗れたチハノフスカヤ氏が会談しました。

 リトアニアで24日に行われた会談では、チハノフスカヤ氏が「選挙は公正ではなかった」と訴え、ベラルーシのルカシェンコ大統領の再選を否定しました。そのうえで、混乱の収束のために「国際機構の介入を受け入れたい」と訴えました。アメリカのビーガン国務副長官は、治安当局による反政権デモの暴力的な弾圧については非難しましたが、「ベラルーシの将来はその国民が決めるべきだ」と述べるにとどめ、ルカシェンコ氏の進退には関与しない姿勢を示しました。ビーガン氏は25日からは、ルカシェンコ氏の後ろ盾となっているロシアを訪問してラブロフ外相らと会談する予定です。

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