国際

2020年9月1日 22:46

モーリシャス政府 日本側に漁業支援32億円要求

2020年9月1日 22:46

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 日本の貨物船が座礁して重油が流出した事故を受け、モーリシャス政府は漁船の購入費用などとして日本側に約32億円の補償を求めたことが分かりました。

 地元メディアによりますと、モーリシャス政府が日本側に求めているのは漁業支援のための費用12億モーリシャスルピー、日本円で約32億円で、漁船100隻を日本やスリランカから購入する資金や漁師の訓練のための費用に充てるということです。一方、現地では先月31日、悪天候のなかで重油の除去作業にあたっていたタグボートがはしけに衝突して転覆する事故がありました。この事故で乗組員2人が死亡しました。4人が救助されたものの2人が依然、行方不明だということです。

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