“毒盛られた”ロシア野党指導者 意識回復[2020/09/07 23:32]

 飛行機の中で突然、昏睡(こんすい)状態に陥り、ドイツの病院で治療を受けていたロシアの野党指導者の意識が回復しました。

 入院先のベルリンの病院はANNの取材に対してロシアの野党指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏の意識が7日に回復したことを明らかにしました。呼び掛けにも反応しているということです。ナワリヌイ氏は先月、ロシアの国内線で突然、倒れて2週以上にわたって意識不明の重体に陥っていました。当初、診察にあたったロシアの病院は「毒物は検出されなかった」と主張していますが、その後に搬送されたドイツの病院は旧ソビエトの開発したノビチョク系の毒物による攻撃と断定しています。

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