中国の大手通信3社の上場を巡り、ニューヨーク証券取引所は二転三転の末、3社を株式市場から排除することを決めました。
ニューヨーク証券取引所は中国通信大手のチャイナテレコム、チャイナモバイル、チャイナユニコムの3社の上場を廃止すると発表しました。
先週に廃止の方針を発表したのち、4日にその判断を撤回するなど方針が二転三転していました。
混乱の原因は「中国の人民解放軍と関係のある中国企業への証券投資を禁止する」とした大統領令に3社が含まれるかどうかでしたが、5日に財務省から3社を名指しした指針が示され、判断を覆した形です。
3社の証券はアメリカ時間の11日朝から取引ができなくなります。
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