ロシアのラブロフ外相が来週に中国を訪問し、王毅外相と会談します。日本や韓国で相次ぎ外務・防衛閣僚会合を開いたアメリカに対抗する狙いもありそうです。
中国外務省は18日の会見で、ロシアのラブロフ外相が中国側の要請に応じて22日からの2日間中国を訪問し、王毅外相と会談すると発表しました。
中国外務省の報道官はラブロフ外相の訪中について、「今年は中ロ善隣友好協力条約の締結から20年であり、両国関係の歴史において重要な意義がある」と説明しました。
そのうえで、会談について「お互いに関心がある国際問題などについて意見を交わし、戦略的な協力をより緊密にする」と述べました。
今回の会談は日本と韓国で相次いで外務・防衛閣僚会合を開いたアメリカに対し、中ロの連携をアピールする狙いもありそうです。
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