32年夏季五輪「平壌と共同開催を」 ソウル市が提案[2021/04/02 11:37]

 韓国のソウル市は2032年夏のオリンピック・パラリンピックについて、北朝鮮の平壌との共同開催をIOC(国際オリンピック委員会)に提案しました。

 2032年の大会開催地を巡っては、IOCがすでにオーストラリアのブリスベンを有力候補に選んでいます。

 ソウル市はこれに遺憾の意を示したうえで、平壌との共同開催を誘致するための提案書をIOCに提出したと明らかにしました。

 共同開催は2018年に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩総書記が誘致に向けて協力することで合意していました。

 ソウル市は提案書で「南北がつながり、平和を実現する」などのコンセプトを掲げていますが、北朝鮮側の同意が取れているかは分からず、実現は不透明です。

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