イギリス政府は温室効果ガスの削減目標を引き上げ、2035年までに1990年との比較で78%減らすと発表しました。「世界で最も野心的な目標だ」としています。
イギリス政府が発表した声明によりますと、「2035年までに1990年比で78%削減する」という目標には、航空機や船舶が排出する温室効果ガスも初めて対象に含まれるということです。
イギリスはすでに2050年までに排出量を実質ゼロにする目標を法制化しています。
中間目標とされた2030年までの68%削減から今回、さらに具体的な目標が追加された形です。
今年11月に開かれる国連の気候変動枠組み条約締約国会議の議長国として、イギリスは環境分野で議論をリードしたい狙いがあります。
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