パキスタンにある高級ホテルで車が爆発するテロが起きて5人が死亡、12人がけがをしました。当時、中国大使らがこのホテルを利用していましたが、無事でした。
現地メディアなどによりますと、21日夜、パキスタン南西部の都市クエッタにある高級ホテルの駐車場で爆発がありました。
止めてあった車が爆発したとみられ、警察官ら5人が死亡、12人がけがをしました。
当時、中国の農駐パキスタン大使ら外交団が現地を訪問中で、このホテルを利用していましたが、爆発の際にはホテルにいなかったということです。
今回のテロについてはイスラム武装勢力「TTP」が犯行を認める声明を出していますが、中国の外交団を狙った犯行かどうかは明らかになっていません。
中国外務省は、パキスタン当局に対して「必ず真実を明らかにし、犯罪者を逮捕し中国人の安全を守ることができると信じている」としています。
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