特定の人種を標的にしたヘイトクライム(憎悪犯罪)が相次いでいるアメリカ・ニューヨークで、イスラム系の女子学生が顔に酸をかけられて重傷を負いました。
車を降りた後、自宅へと向かう女性の後ろから何者かが駆け寄ります。男は女性の顔に液体をかけ、逃走しました。
現地メディアによりますと、先月17日夜、ニューヨークの路上で21歳のパキスタン人の女子学生が見知らぬ男に突然、酸をかけられました。
顔や手などに重度のやけどを負い、15日間入院しましたが、今も目が見えないということです。
ネット上では日本円で4000万円以上の支援金が寄せられていて、イスラム系の市民団体はヘイトクライムの疑いで捜査するよう警察に訴えています。
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