マイクロソフトの共同創業者で資産家のビル・ゲイツ氏が取締役を退任する前に女性社員との不倫問題を巡り、社内調査を受けていたとアメリカメディアが報じました。
16日付のウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、マイクロソフトはおととし当時、取締役だったゲイツ氏の不倫問題の調査にあたりました。
従業員の女性エンジニアから「ゲイツ氏と長年にわたり性的関係を持っていた」という投書を受けたことがきっかけだったということです。
去年、取締役のうち数人が外部の法律事務所の検証も踏まえてゲイツ氏が取締役にとどまるのは適切ではないと判断していました。
ただ、ゲイツ氏は調査が終わる前に辞任していて、広報担当者は「不倫関係は友好的に終わった。取締役の退任とこの件とは一切関係がない」とコメントしています。
ゲイツ氏は今月、27年間連れ添った妻との離婚を発表しています。
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