アメリカ・サンフランシスコの動物園で人間の年齢でいうと100歳を超えるアメリカでは最高齢のチンパンジーが死にました。
雄のチンパンジーのコビーは1960年代からサンフランシスコ動物園で飼育され、ドキュメンタリー映画が撮影されるほど人気でした。
他のチンパンジーをまとめるリーダーのような存在で、最近まで仲の良い雌とお菓子を食べたり、木に登ったりする姿を見せていたということです。
野生のチンパンジーの平均寿命は30歳前後とされていますが、コビーは63歳と人の年齢では100歳を超える長寿で、老衰とみられます。
チンパンジーは絶滅危惧種に指定されていて、アフリカで最も危機に瀕している霊長類の一つです。
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