接種後の若い男性に心筋炎など 米CDCが対応協議へ[2021/06/12 11:57]

 アメリカの当局はファイザーやモデルナの新型コロナワクチンを接種した若い男性が想定以上に心筋炎などを発症していたとして、来週、緊急会合を開いて対応を協議することになりました。

 アメリカのCDC(疾病対策センター)は10日、ファイザーやモデルナのワクチンを2回接種した後、心筋炎や心膜炎を発症したケースが475件報告されたとして、18日に緊急会合を開いて対応を協議すると発表しました。

 発症した人の8割近くが男性で、年齢別では半数以上が16歳から24歳でした。

 死者はおらず、大半が回復しているということです。

 アメリカでは、ファイザーやモデルナのワクチンの接種を完了した人は1億3000万人に上り、まれな症例とみられますが、CDCが因果関係について検証を進めています。

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