「利便性高まる」タイ国鉄に新路線 車両は日本製[2021/08/02 17:23]

 タイの首都バンコクで日本の企業が設計・製造した新型車両が走る、新たな鉄道路線が開通しました。

 新たに開通したのは、タイ国鉄の「レッドライン」です。

 バンコクの中心部と北部・西部をそれぞれ結ぶ長さ40キロ余りの路線で、日立製作所などの日本企業が、車両の製造や電気設備を手掛けました。

 新型コロナウイルスの経済への打撃が広がるなか、主要空港へのアクセスがしやすくなる新路線の開業に、プラユット首相は「利便性がさらに高まる」と期待を込めました。

 2日からは一般向けに無料運行が始まり、正式開業は11月の予定です。

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