中国外務省はASEAN(東南アジア諸国連合)関連会議に向けてコメントを発表し、出席を予定するアメリカを念頭に新型コロナウイルスの「政治問題化に反対する」とけん制しました。
中国外務省は2日、ASEANの関連会議に王毅外相がオンラインで出席すると発表しました。
一連の会合には日本の茂木外務大臣やアメリカのブリンケン国務長官らも出席します。
中国外務省の報道官はASEAN各国へのワクチン支援などに言及する一方、「各国は政治問題化や汚名を着せることに反対すべき」としウイルスの発生源を巡り中国への批判を強めるアメリカなどをけん制しました。
また、「小さなグループ作りを阻止する」と主張し、アメリカなどが進める中国包囲網の動きを批判しました。
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