国際

2021年8月25日 03:18

タリバン「安全を保障」融和姿勢を改めて強調

2021年8月25日 03:18

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 アフガニスタンのイスラム主義勢力「タリバン」が会見を開き、市民や外国の大使館員らの「安全を保障する」と述べ、改めて融和姿勢を強調しました。

 タリバンのムジャヒド報道官は24日、国外へ退避しようと空港に殺到している市民らに対し、「自宅へ戻れる」と述べたうえで、「安全を保障する」と国内にとどまるよう呼び掛けました。

 外国人については、国外へ出ることを認めながらも「大使館の閉鎖や業務停止は望んでいない」として、他国と良好な関係を築きたいと訴えました。

 ただ、アメリカ軍の撤退期限の延長は「拒否する」と述べ、今月31日以降、アフガニスタンからのいかなる退避も認めないと主張しています。

 一方、反タリバン勢力がカブール北部のパンジシール渓谷を拠点に抗戦する構えを示していることについては「対話で解決したい」としています。

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