中国　タリバンとの関係構築に向け外交活動を活発化

　アフガニスタン情勢を巡って混乱が続くなか、中国はイスラム主義勢力「タリバン」との関係構築に向けて外交活動を活発化させています。

　タリバンの報道官はツイッターで、政治部門の幹部をトップとする代表団が24日、中国の王愚駐アフガニスタン大使と会談したと発表しました。

　「中国大使館と外交官の安全、アフガニスタンの現状、中国による人道支援について話し合った」としています。

　中国外務省も25日の会見で、「タリバンと意見交換を続けている」と認めたうえで、「アフガニスタンの再建に建設的な役割を果たす」と述べ、友好関係の構築に期待を示しました。