アフガンからの退避取りやめ 欧州各国で相次ぐ[2021/08/27 08:28]

 アフガニスタンから日本への退避活動が難航するなか、ヨーロッパ各国では退避を取りやめる動きが相次いでいます。

 フランスのカステックス首相は26日、カブール空港からのフランス国民らの退避について、27日夜が最後になると明らかにしました。

 ドイツも26日、退避作戦を終了したと発表しました。

 また、地元メディアによりますと、ベルギーもすでに退避をやめたほか、オランダが26日にも退避を取りやめるということです。

 ヨーロッパ各国は、空港周辺の危険な状態や31日の撤退期限に向けたアメリカの動きに合わせ、退避を切り上げているとみられます。

 日本も現地へ自衛隊機を派遣していますが、退避希望者の空港までの移動が難航していて、まだ1人も退避できていません。

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