IOCのロゲ前会長が死去 東京五輪開催決定を発表[2021/08/30 03:11]

 東京オリンピックの開催決定を発表したIOC(国際オリンピック委員会)のジャック・ロゲ前会長が亡くなりました。

 IOCは29日、2001年から2013年まで第8代IOC会長を務め、その後、名誉会長となったジャック・ロゲさんが亡くなったと発表しました。79歳でした。死因などの詳細は明らかにしていません。

 ロゲ前会長は2013年のIOC総会では東京オリンピックの開催決定を発表しました。

 会長在任中にはドーピングに対して厳しい姿勢で臨んだほか、15歳から18歳の選手が参加するユースオリンピックを創設しました。

 後任のバッハ会長は「IOCの近代化と変革を進めた」とその功績をたたえています。

 年末にはIOC関係者らが参加する追悼式典が開かれる予定です。

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