イスラム主義勢力「タリバン」が政権を掌握したアフガニスタンから100人を超える民間人が飛行機で国外退避しました。アメリカ軍の撤退後で初めてです。
中東メディアなどによりますと、民間人を乗せた飛行機は9日にカブール空港を出発し、カタールの首都ドーハにある空港に到着しました。
アフガニスタンから民間人が飛行機で退避するのはアメリカ軍が完全に撤退した8月末以降で初めてです。
今回、退避したのはアメリカやイギリスなどの国籍を持つ100人を超える外国人だということです。
飛行機での退避を巡っては、タリバンがアメリカのチャーター便の離陸を認めないなど先行きが不透明になっていました。
カタールの政府関係者は10日も別の飛行機が離陸するとしています。
広告