米軍撤退後アフガンに初の民間機 100人超が退避 [2021/09/10 11:40]

 アメリカ軍のアフガニスタン撤退以降、初めて首都カブールから民間の旅客機が運航され、100人を超える外国人らが国外へ退避しました。

 中東メディアなどによりますと、カタール航空の旅客機は9日にカブール空港を出発し、カタールの首都ドーハにある空港に到着しました。

 アフガニスタンから民間の国際線が運航するのは、アメリカ軍が完全に撤退して以降、初めてです。

 ロイター通信は乗客はアメリカやイギリスのほか、ウクライナやドイツなどの外国人113人で、さらに100人近くが次のフライトを待っていると報じました。

 カタールの政府関係者は、10日も旅客機を運航する見通しだとしています。

 外国人の退避を巡ってはアメリカのチャーター便が離陸を認められず、先行きが不透明になっていました。

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