毎年ユニークな研究に贈られるイグ・ノーベル賞を今年も日本人が受賞しました。「歩きスマホ」がいかに集団の輪を乱すかという研究です。
「イグ・ノーベル賞」の授賞式が9日、去年に続きオンラインで行われ、京都工芸繊維大学の村上久助教ら4人が動力学賞を受賞しました。
村上助教らは、横断歩道ですれ違う歩行者の集団が互いを避け、自然といくつかの列に分かれる「レーン形成現象」の実験を行いました。
この研究のなかで、先頭にスマートフォンを見ながら歩く人がいると、反対側のグループの列が大きく乱れることを明らかにしました。
前を歩く人がどちらに避けるか迷うことで後ろに続く人にも迷いが生じるということです。
日本人の受賞は15年連続となります。
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