アメリカではデルタ株による感染がピークを超え、感染者数が減り始めています。そんななか、2カ月ごとに増減を繰り返す「不思議なサイクル」を指摘する声が上がっています。
アメリカの新規感染者は3日、デルタ株による感染のピークだった8月末から半減しました。
ニューヨーク・タイムズは4日、「理由はやや不明確なまま」としたうえで、コロナウイルスの感染はおよそ2カ月間拡大し、その後およそ2カ月で後退するという「不思議なサイクル」があると指摘しました。
季節や人間の行動変化に関わらない傾向で、一定の集団で感染しやすい人に感染しきった後に後退するのではないか、という推測が「最も説得力のある説明だ」としています。
日本でも今年、1月、5月、そして8月下旬に感染のピークがありました。
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