中国 1000人あたりの出生数が1978年以降で最低に[2021/11/24 20:00]

 中国で去年の人口1000人あたりの出生数が、統計が公表されている1978年以降で最低となりました。

 中国の国家統計局が24日までに公表した統計によりますと、去年の人口100人あたりの出生数は8.52、出生数から死者数を引いた値は1.45でした。

 いずれも統計が公表されている1978年以降で最低です。

 中国メディアの取材に対し、専門家は「『一人っ子政策』の影響で適齢期の女性が少ないことに加え、新型コロナの感染拡大で結婚や妊娠を控えるカップルが多かった」との見方を示しています。

 中国では急速な少子高齢化が経済にも悪影響を及ぼし始めていて、習近平指導部は対策を急いでいます。

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