ASEM首脳会議ミャンマー情勢に「深い懸念」[2021/11/25 22:00]

 新型コロナウイルスの影響で2度延期されていたASEM(アジア欧州会合)の首脳会議が始まりました。ANNが入手した議長声明案では、ミャンマー情勢への深い懸念が示されています。

 ASEMの首脳会議は当初、去年11月にカンボジアで開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響によって2度延期され、今月25日にオンラインで始まりました。

 議長声明案では、クーデター後のミャンマー情勢について「深い懸念」を表明しています。

 そのうえで、国軍側と民主派勢力を仲介するASEAN(東南アジア諸国連合)の特使の受け入れや平和的な対話などを求めています。

 一方、ミャンマー側は国軍トップの参加が認められなかった10月末のASEAN首脳会議以降、国際会議への出席を見送っています。

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