新たな変異株 WHOは「多くの変異」に懸念[2021/11/26 21:50]

 南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株について、WHO(世界保健機関)は「ウイルスの働きに影響し得る」と懸念を示しました。

 WHOで新型コロナ対策の技術責任者を務めるマリア・バンケルコフ氏は25日、南アフリカで確認された新たな変異株について「これだけ多くの変異が起きると、ウイルスの働きに影響し得る」との見方を示しました。

 現在、この変異株が病状やワクチンの効果にどのような影響があるか研究が進められていますが、判明には数週間かかる見込みだということです。

 バンケルコフ氏は感染が広がるほどウイルスは変異しやすくなるとして、ワクチン接種など対策を講じるよう呼び掛けました。

画像:WHO

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