少数民族への人権侵害が指摘されている中国の新疆ウイグル自治区を巡り、地元当局は「透明性のある選挙」を通じて住民の「民主的な権利」が守られていると主張しました。
6日に行われた会見で、新疆ウイグル自治区当局の報道官は「新疆は民主主義の実践の場であり、中国共産党は民主主義を追求してきた」と強調しました。
中継に出演した村の幹部を務める少数民族の男性は、「法に基づいた透明性のある選挙で村の幹部が選ばれている」と主張し、住民の「民主的な権利」が守られているとアピールしました。
アメリカが主催し、9日に開幕する「民主主義サミット」を前に中国当局は連日、会見や声明で独自の民主主義を実践していると訴えています。
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