毎年、大規模な忘年会を開くことで知られる台湾の大手企業が新型コロナ対策を理由に今年の忘年会を中止すると発表しました。忘年会の代わりに食事代およそ7500円を支給します。
台湾の企業グループ「台湾プラスチック」は13日、台湾で働く従業員およそ7万8000人に対し、新型コロナの感染拡大を防ぐため「今年の忘年会を中止する」と発表しました。
従業員には代わりに食事代として1800台湾ドル=およそ7500円が支給されるということです。
台湾では毎年、正月にあたる春節の前に大企業が「尾牙」と呼ばれる大規模な忘年会を開き、社員にごちそうや景品を振る舞うことで知られています。
台湾の感染者は非常に少ないものの、11日には空港の検査でオミクロン株に感染した海外からの渡航者が3人見つかっています。
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