米・ウクライナ首脳が電話会談 ロシア侵攻を協議[2022/01/03 09:48]

 アメリカのバイデン大統領は、ウクライナ大統領との会談でロシアによる侵攻があった場合、断固たる対応を取ることを強調しました。

 バイデン大統領は2日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行い、ウクライナ情勢についてロシアによる侵攻があった場合、断固たる対応を取ることを明らかにしました。

 ウクライナ国境沿いには10万人近いロシア軍が集結するなど軍事侵攻の可能性が指摘されていて、バイデン大統領は厳しい経済制裁で対抗する考えを示しています。

 また、ロシア側がウクライナが将来、NATO(北大西洋条約機構)に加盟しないことの確約を求めている件については、ウクライナの同意なしにはいかなる取引もしない方針を再確認しました。

 緊張緩和のめどが立たないなか、米露両国は今月9日からスイスのジュネーブで高官協議を行う予定です。

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