中国 2021年の出生数 建国以来最少の1062万人[2022/01/17 20:18]

 中国の去年の出生数が建国以来、最少となることが発表されました。急速に進む少子高齢化に政府は警戒を強めています。

 中国の国家統計局は17日、去年の出生数が1062万人で前の年から140万人減少したと発表しました。

 これは多くの餓死者が出た1950年代の時期を下回り、1949年の建国以来の最少を更新したとみられます。

 総人口は48万人増加していますが、全体に占める65歳以上の割合が14.2%と2020年の国勢調査から0.7%上昇しました。

 人口減少の局面が迫るなか、会見で報道官は「3人目の出産を認めた政策の効果がまもなく出てくるはずだ」と強調しました。

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