中国の原子力発電技術が南米のアルゼンチンに輸出されます。
 アルゼンチン政府は、ブエノスアイレス州リマに新しく建設されるアトーチャ原発の3号機について、中国から軽水炉「華龍1号」を導入することで合意したと発表しました。
 発電を担うアルゼンチン原子力発電公社は「アルゼンチンと中国の国交樹立50周年を祝うなかで契約が行われ、大統領が北京オリンピックの開会式に出席する前に締結を発表できた」とコメントしました。
 建設費はおよそ9000億円とみられ、年内にも工事が始まる予定です。
 この技術を用いた中国の原発輸出は、パキスタンに次いで2例目になるということです。                      
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