テニスの彭帥さん現役引退へ 性的暴行を改めて否定[2022/02/07 15:00]

 中国の前の副首相に性的関係を強要されたと訴えた女子テニス選手・彭帥さんがフランス紙のインタビューで性的暴行を受けたことを否定したうえで現役引退を表明しました。

 フランスのスポーツ紙「レキップ」のインタビューに、中国オリンピック委員会の関係者に付き添われて現れた彭帥さんは「私は誰かに性的暴行を受けたとは言っていない」と述べ、張高麗前副首相からの性的関係の強要を改めて否定しました。

 また、「消息不明になったことはない」「多くのメッセージに返信するのは不可能だった」と述べる一方、WTA=女子テニス協会との意思疎通に問題があったのはコンピューターに問題が生じたからだとしました。

 さらに、現役引退も表明しました。

 IOC=国際オリンピック委員会はバッハ会長と彭帥さんが5日に北京で会ったことを発表しています。

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