アメリカのバイデン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談し、ウクライナに対して5億ドルの財政援助を行う意向を示しました。
ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は30日、ゼレンスキー大統領とおよそ1時間にわたって電話で会談し、ウクライナへの支援やロシアへの制裁について意見を交わしたということです。
また、ウクライナに直接、5億ドル=およそ609億円の財政援助を行う意向を示しました。
CNNは関係者の話として「給与の支払いを援助するためのものだ」と伝えています。
ゼレンスキー大統領は電話会談が終了後に自身のツイッターを更新し、「戦場と交渉の状況についての評価を共有した」と述べました。
停戦協議ではロシア軍が兵力の縮小を表明していますが、バイデン大統領は見極めが必要との認識を示し、ロシアの今後の動きに依然、警戒を強めています。
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