ウクライナの首都キーウ近郊のブチャで多数の民間人が殺害されたことを受け、ドイツとフランスは自国に駐在するロシア外交官の追放を決定しました。
 ロシア軍が撤退したキーウ近郊のブチャで多くの民間人が死亡しているのが見つかりました。
 ウクライナ当局はキーウ周辺で民間人410人の遺体が見つかったとしています。
 これを受けてドイツ外務省は4日、「ロシア指導者の信じられない残虐性を示している」と批判しました。
 そのうえで、「自由や社会の結束に逆らって活動してきた」としてロシアの外交官らを追放すると発表しました。
 ドイツのメディアによりますと、40人が追放されるとしています。
 また、フランス外務省も4日、自国の安全保障上の利益に反した活動を行ったとしてロシアの外交官を追放すると発表しました。
 フランスのメディアは35人が追放されるとしています。                      
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