ロシアに警戒強めるモルドバ 親ロ派地域で建物爆発[2022/04/26 12:22]

 ロシアの軍事介入への警戒感が高まるウクライナの隣国モルドバで25日、治安機関の建物で爆発がありました。

 ウクライナと国境を接するモルドバ東部は、親ロシア派が一方的に独立を宣言した「沿ドニエストル共和国」が実効支配していて、ロシア軍が治安維持を名目に駐留しています。

 25日夕方、この地域の治安機関の建物で爆発があり、窓が割れるなどしましたが、けが人はいませんでした。

 モルドバ市民:「(沿ドニエストル共和国には)ロシア軍の軍事基地もあります。ウクライナと同じことをやるかもしれません。最悪です」

 モルドバ外交当局は「何者かが、この地域の緊張を高める口実を作ろうと画策したものだ」と述べ、警戒を強めています。

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