ロシア戦勝パレード予行演習に「終末の日の飛行機」登場[2022/05/07 19:00]

 9日の対独戦勝記念日にロシアで行われる軍事パレードのリハーサルが、モスクワの赤の広場で行われました。

 軍事パレードのリハーサルは、日本時間の7日午後4時に始まりました。

 戦勝記念日は第二次世界大戦で1945年にナチス・ドイツが降伏し、ソビエト連邦が激しい戦争に勝利したことを祝う、ロシアにとっては特別な日です。

 7日のリハーサルでは「イリューシン80」と呼ばれる飛行機が注目を集めました。

 「終末の日の飛行機」とも呼ばれていて、核戦争などの非常時に大統領らがこれに乗って指揮を執るといわれています。

 イギリスのウォレス国防相は、地元ラジオ局の番組で、プーチン大統領が9日にウクライナとの間で、戦争状態にあることを宣言する可能性があるという見方を示しています。

 また、プーチン大統領が演説で「終末の日」を示唆する警告を西側諸国に対して出すという見方もあります。

こちらも読まれています