ロシアのラブロフ外相との会談で、中国の王毅外相は「中露は妨害を排除し、正常な往来を保っている」と述べ、結束をアピールしました。
会談はG20外相会合に合わせて、7日にインドネシアのバリ島で行われました。
ラブロフ外相は「アメリカとその同盟国が我々を封じ込める政策を取っている」と批判し、中露の立場は国際的な支持を得ているなどと主張しました。
これに対し、王毅外相も「中国とロシアは妨害を排除し、正常な往来を維持し、関係の強靭性を示した」と応じました。
さらに、ウクライナ情勢では「中国は客観的で公正な立場を保つ」とし、侵攻を続けるロシアへの批判は避けました。
中露両国は、欧米や日本などへの対抗姿勢を鮮明にしています。
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