アメリカ政府の高官は、イランがウクライナ侵攻を続けるロシアに対して武器を搭載できる無人機を提供する準備を進めているとの情報があると明らかにしました。
米・サリバン大統領補佐官:「我々は、イラン政府が武器搭載可能なものを含む最大数百台の無人機を迅速なスケジュールでロシアに提供する準備をしていることを示す情報を持っている」
サリバン大統領補佐官は11日の会見でこう述べたうえで、イランはさらにロシア軍が無人機を扱えるようにするための訓練を予定していて、早ければ今月初旬にも始まるとも明らかにしました。
これらの無人機が、すでにイランからロシアに提供されたかどうかは「不明だ」としています。
こうした動きについてサリバン補佐官は、侵攻が長引くなかでロシアがウクライナ東部の占領地域を確立するために兵器をどう維持するかという課題に直面していると指摘しています。
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