IUCN=国際自然保護連合は魚のメカジキや渡り鳥のオオジシギを「準絶滅危惧種」に指定しました。
IUCNは21日、絶滅の恐れがある野生生物のレッドリストを更新し、メカジキを「準絶滅危惧種」に指定しました。
メカジキは世界中の海域に生息していますが、2015年までの20年間で少なくとも22%減少したと推定されています。
また、地中海や南大西洋などで乱獲が確認されたということです。
さらに、オーストラリアから北海道などに飛来する渡り鳥「オオジシギ」も準絶滅危惧種に指定されました。
理由として、オーストラリアでの干ばつによって、個体数が3割減少したことを挙げています。
IUCNは気候変動や生息地の破壊が絶滅に瀕する野生動物に影響を与えていると危機感を示しています。
広告