ロシア外相 ASEAN会議欠席のミャンマーを訪問 国軍最高司令官らと会談[2022/08/03 22:30]

 ロシアのラブロフ外相は訪問先のミャンマーでクーデター以降、全権を握る国軍のトップらと会談し、二国間の連携強化をアピールしました。

 ラブロフ外相は3日、ミャンマーを訪問し、ミャンマー国軍が外相に任命したワナマウンルイン氏、国軍トップのミンアウンフライン総司令官と相次いで会談しました。

 ワナマウンルイン氏との会談では、ラブロフ外相は「いかなる外交政策にも影響されない我々のパートナーシップを評価している」と話し、二国間の連携をアピールしました。

 この日はカンボジアでASEAN(東南アジア諸国連合)の外相会議が開かれていましたが、ミャンマー国軍が任命した外相は招待されず、ミャンマーは欠席しています。

 クーデター以降、国際社会で孤立を深めるミャンマーは武器の輸入などで依存するロシアとの連携を強化したい狙いがあるとみられます。

画像:Yangon Media Group

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