イギリスではエネルギー価格の高騰などが原因で消費者物価指数が40年ぶりに10%を超えました。物価の上昇はさらに続くとみられています。
イギリスの国家統計局は17日、7月の消費者物価指数が去年の同じ月に比べて10.1%上昇したと発表しました。
約40年ぶりの高水準で、6月の9.4%の上昇率からさらに加速しました。
イギリスでは10月に家庭での電気やガスの料金が大幅に値上げされる予定です。
そのためイングランド銀行は消費者物価指数が10月に前年同月比13%を超え、ピークを迎えると予想しています。
物価の急上昇に賃金の引き上げが追い付かず、鉄道の労働者が再びストライキを計画するなど混乱も生じています。
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